ついに春高前夜。まさか移動や宿のことなんか描かれると思わなかった。これほど丁寧に大事に描かれると、やっぱり作品のゴールとして今年の春高があるんだろうかと考えてしまう。個人的には2年生編、3年生編に当然続くだろうと思っていたのでちょっと動揺。どうかな。
そして今度こそ本物のスカイツリー。夏の合宿では「ただの鉄塔」だったので。ついに。彼らから見るとスカイツリーって東京の象徴なんだなぁ。半目で鼻ちょうちんの影山とか、アイマスクとヘッドホンで徹底遮断の月島とか、すごい分かる。大地さんが語尾が「ねえぞ。」になってるのは少し新鮮？貫禄が増した感じある。そして、猫又監督の紹介で体育館を借りることができたと。有難いなぁ。こういうツテも烏野にはこれまでなかったものだし、猫又監督に感謝、そして武田先生に感謝。
「スゲー」宿かと思いきや、隣の古い宿「かけす荘」。かけすというのはカラスの仲間みたい。「座敷童とか出る系のやつ！」と、「スゲー」宿に対してより目を輝かせているの、すごいかわいい。少年って感じ。
体育館に移動して練習するも、田中・西谷・影山・月島あたりは通常運転なんだけど日向・旭さん・やっちゃんあたりの「心臓小さ組」は緊張している様子。やっちゃんが潔子さんに「まず深呼吸しよう」って言われてるの笑った。そして、「ORE SUGEE DOUGA‼︎」それぞれのファインプレー集らしい。兄弟・友人にテーマ曲をリサーチ済みとか。西谷がロッキーのテーマだったのは笑ったけど。新しいアプローチだなぁ。すごく具体的。確かに「過去の自分がこれだけできていた」ことで勇気をもらえるっていうのはすごくわかる。影山とか、誰にテーマ曲リサーチが入ったんだろうかと思うけど。そもそも好きな曲とかあるのかな。何よりこの動画読者としても見たい。気になるのが木下。1回も試合出てないからなぁ…この動画のターゲットになるべき心臓小さ組筆頭だと思うし。どうなんだろう。このエピソード後に何か入るかなぁ。
大地さんが縁下に直々に「問題児を頼む」しているのがすごい胸熱。縁下も目が座って来た感じする。「何だよ副将に頼めよー！」「お前は何かと悪ノリするからダメ！」って会話にも、お互いの「分かってる」感があるよね。2人とも分かってて言ってるんだろうなって思える。スガさんに頼れないというのでは決してなくて、大地さんも意識的に次世代に繋ごうとしているし、それをスガさんも分かっている。そして縁下。動き足りないから走りに行くと言う日向・影山に、落ち着かない様子の月島を付けて対処するというのはさすがだと思った。月島も何のかんの縁下には逆らえないのかな。日向影山月島のそれぞれに対して有効なアプローチだなと感心してしまった。一方スガさんは平常心のためのルーティンとして受験勉強。これも分かる。いつも通りやることで気持ちを落ち着かせるというのはわりとよく聞くよね。受験生のリアルも感じた。センター試験とかこの1.2週間後くらいでしょ。ドキドキしてしまうわ。山口は例の動画を観る。山口の動画なんて私が見ても泣く自信ある。すごい自信でるでしょこんなの。旭さんは全員分の動画を視聴。これ彼らしくてすごくいい！自分のプレーもそうだけど、仲間がちゃんと強いことに安心するというのは初期の彼の物語からブレてないなあと思う。一方田中や西谷はそもそも通常運転。流石だ。
そしてお風呂。やっちゃんと潔子さん。まごうことなき裸なんだけど妙ないやらしさがなくていい。潔子さんの黒タイツの秘密が語られるとは思わなかった。ハードルをやっていたというのは新たに明かされた情報だけど、すごい納得。分かる。脚の傷を隠すためにタイツを履いていたっていうのがすごく普通の女の子らしくてかわいい。脚の傷も素直に「勲章」と言ってくれたやっちゃんに対して潔子さんが嬉しいと言いながらすごくいい笑顔をするのがめちゃくちゃかわいい。やっちゃんと話してる時の潔子さんは、容姿の綺麗さとは別に非常に年相応の「かわいさ」があって、「女神」と神聖化している田中やなんかにはこのかわいさを見てほしいなって思う。あっ、普通の女の子なんだなぁ、って感じてほしい。潔子さんは本当にやっちゃんのことが好きなんだなってすごく思う。
そしていよいよ当日。日向がぶつかった2mが天童の昔のチームメイトに似ているんだけど偶然だろうか。3人とも似てるんだよね。回想で出て来たときは明らかに「悪者」として描かれたし、再登場でまた描かれるというのは考えづらいかなあ。「小さな巨人が戦った舞台…！」と感動する日向に「当時とは会場が違う」とマジレスする影山w「雰囲気が大事なのだから‼︎」という言葉のチョイスもなんか笑える。そして音駒登場。これはテンション上がるよ～！研磨の超厚着にマスクがいい。日向に手振ってるのかな。かわいい。この場所で烏野と音駒が会うのを見て、ついにここまで来たか…！って実感。なんか感動しちゃうな。ドキドキする！ついにだね。
