ハイキュー‼︎第309話「誘発」

日向の「別腹」ブロックはタッチネット。「音駒命拾い」というように、音駒ラッキーだったねって意味合いのセリフがわざわざ出てくるのは、実は「ラッキー」ではないってことだよなあ〜。やっぱり研磨には「何かある」と期待したくなるというか疑いたくなるというか、どこまで考えてるのか分からないしどこまでも考えていそうだと思っちゃう。



田中のサービスエース!めちゃテンション上がる。やっぱ烏野はサーブでぶん殴れる選手が多いのは大きいんだろうなあ〜。「田中さんが活躍すると皆爆笑」のムードメーカーっぷりにまたニコニコしちゃう。なんだよもう笑うしかねえ!ってくらいに田中もキレッキレで、自陣の士気をぐんぐん高める選手なんだなと、来年への期待がまた募っていく。



猫又監督の意味深な視線は何だろうね〜。誰と誰の交代を考えているんだろうか…体力の面で不安のある研磨?



音駒のエース猛虎と、烏野の次期エース田中の関係性というのもまた熱い。烏野と音駒はライバル同士なんだけど、選手個人個人を見ていくと必ずしもそうではないというか、勿論日向研磨にしても大地さん黒尾にしても西谷夜久さんにしても、ライバルの要素もたしかにあるんだとは思うけど、よりシンプルにライバルだなって思うのは田中と猛虎なのかなってすごく思う。



そして猛虎のもう1人のライバル、福永くん!これねーー!福永くんってこれまで目立って描かれたことはないかもしれないけど本当にずっと上手いんだよね!動体視力の良さを感じられる場面が実はすごく多くて、東京予選を振り返っても、狙うべき場所にしっかり打っていって得点したり、落ちるってところでレシーブ上げてるのが彼だったり、そういう場面が本当に多い。だから改めてこう描かれると嬉しいよね… 猛虎と福永くんでそれぞれスパイカーとしてのスタイルとか得意なことっていうのは違うわけなんだけど、現エースの猛虎がこうバチバチに意識してるっていうのが熱い。来年が楽しみになる頼もしいスパイカーたちがやっぱり音駒にも揃ってる。



全国の舞台で「わく」と鋭い表情をする山口。この表情の「わく」っぽくなさもまたいい。笑 1番はじめにピンチサーバーで呼ばれた時から今に至るまで、覚醒するわけでも急にハートが強くなるわけでもなく、悔しさや自分への不甲斐なさ、自分だってという向上心といった全てをバネにして努力を重ねてきた結果が今のこの「わく」なんだよね。



最後、リエーフの指先をかなり意識してスパイクを打った日向は、猛虎くんがストレート側に跳んでいることに気づかない。「あれっ?」という不穏な声にこちらもヒュッとなる。後衛の猛虎はブロックしていいの?!って思ったんだけど、どうやらボールに触りさえしなければ後衛もブロックに跳ぶこと自体はOKらしい?だとか、後衛含めてブロックに跳んだ全員がボールに触らなければOK?とか、なかなかはっきり書いてるところが見つからなくてよく分からず… 今週は日向のアウトで始まり同じく日向のアウトでおわっているのがまた不穏。てなるとやっぱり研磨が考えてやってることが何かあるのかな?と考えてしまう。タイトル「誘発」なのに「誘発」してるシーンが出てこなかったのもこわい。もう明日ジャンプだからすぐ答え合わせできるかな!笑 というところで今週終わり!